昨年の秋頃から、レンタルで少しずつ見返して来た大河ドラマ「新選組!」も、今夜無事に最終回を迎えました。
二周目にもかかわらず、マンネリとはほど遠い熱気と哀愁と緊迫感に再び包まれました。組!サイコー。
そしていよいよ「新選組!!土方歳三最期の一日」を鑑賞。
続編と言うよりも、一年遅れの最終回という感じです。
これでとうとう新選組の物語は完結してしまうんだなぁ。
早く観たいけど終わって欲しくない…。
そんな葛藤を抱えつつ居住まいを正して、いざその最期をば見届けましょう。
…んー。思っていたよりも普通だったかな。期待のし過ぎかも知れませんが。
もう少しだけ流れに緩急があると良かったかも知れません。
榎本武揚役の片岡愛之助と、大鳥圭介役の吹越満の両氏はとても良かったと思いました。
始まる前はどうしても「お馴染みの面々以外なんて見たくないやい」とか駄々っ子みたいな事を思ってしまうフシもあったのですが、この短時間の間にここまで魅力的・印象的なキャラクターを残すことが出来たのは凄いと思います。
テレビ誌などでのインタビューでも話題に上がっていた長回しの議論シーンも、まったく長いとは感じさせませんでした。見事な掛け合いです。
模型を使った軍議シーンは、戦の情景がそのまま目に浮かび手に汗握りました。
さりげなくグッと来たのは永井様の「ごめんなさいで良いじゃないか」の台詞。
笑ったという人も結構いるようですが、私はハッとさせられました。
「そんな簡単な(笑)」という気もしますが、実はそんな簡単で良いんじゃないのでしょうか。一生懸命やったのなら。
頑なになっているのは自分だけ、という。
相手が、香取慎吾が演じてきた近藤勇だからこそ、説得力のある言葉でした。
羽織の鉢巻きも反則級です。ネタバレ等にも触れない様にしていたので予想外のそのシーンには言葉が詰まってしまいました……。副長…副長……!新選組は終わらねぇっ。
試衛館時代の食事シーンは、もうそれだけで懐かしさ全開。
和やかで微笑ましくて懐かしいのに何だろう…。この込み上げてくる切なさは。(ノД`)ミンナ、モウイナイ・・・
そして源さんやはり最強。
山本耕司演じる土方歳三は相変わらずの格好良さです。華もあり、威厳もあり、芯も強い。
大河時代は、特別注目はしていませんでしたが、改めてとてもいい男です。
歴史の中では小さな存在の一敗者がこんなにも格好良いのは、やはりその胸の中で絶えず燃えていた炎が、計り知れないほど大きく熱いものだったからなんだろうな。
なんせ、100年も200年も経った今でも燻ることなく、こうして人々に影響を与えているほどなんだから。
局長も誠の武士だけど、あなたも間違いなく誠の武士です。
実際の土方歳三についてはほとんど何も知らないけれど、少なくとも山本耕史演じる土方歳三はとても大きな人物でした。
最期のかっちゃんのシーンは、てっきり新撮があると思っていたのでとてもガッカリでしたが、局長の最期の言葉が一年の時を経てやっと副長のもとに届いた、という意見を読んでこれも有りかなぁと言う気もしてきました。でもなぁ…。
それと、ロケが盛り沢山でスケール感がそれなりに出ていたのは満足です。
変なCGも無かったし。
今更言ってもしょうがないですが、大河の時もこれぐらいでやってくれればもっと良かったのに。鳥羽・伏見とか特に。
あと、オープニングは出来ればやって欲しかったな。恒例のヤツ。
やはりライライしないと高揚感が湧いてこないというか。勇ましく、反面どこか儚くもあるこの歌、これ以上ないくらい作品に合っていて大好きです。
「新選組紀行」もあればより完璧でした。
少々の不満、と言うか物足りなさはあるけれど、それでも続編の出来としては充分なものでした。
「組!」の最終回時は壮絶な喪失感に襲われて呆然としたものですが、「組!!」を見終わった後は全てを終えた達成感の方が強かったです。
市村鉄之助少年が原っぱを駆けて行くシーンのおかげで後味は悪くありませんでした。
終わって寂しいけど、終わって良かった。
これでしっかりと完結したと思うので「組!!!」はあえて希望しません。
「新選組!」及び「新選組!!」に携わった皆さん、素敵なお年玉をありがとうございました。みんな大好き。
2006年01月04日
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